査定前にやること:チェックリスト10|不動産売却で損を避ける準備の順番

不動産の査定前に整えておくと、査定額の比較がしやすくなり、営業トークに流されにくくなる「チェック10項目」を整理。ローン残債・書類・家の状態・質問リストまでまとめます。

査定前にやること:チェックリスト10(不動産売却で損を避ける準備)

査定って、出す前からちょっと緊張しますよね。

「何を準備したらいい?」「変なこと言って損しない?」みたいな不安が、地味に重いです。

でも大丈夫。査定前にやることは、知識を増やすより“比較できる形”に整えるだけで十分です。

このページで整理できること

  • 査定前に整えるチェックリスト10(やる順番つき)
  • 査定額に振り回されないための「見方」
  • 査定で聞くべき質問(営業トークを見抜きやすい)

結論:査定前は「比較できる形」を作れば勝ち

査定前に一番大事なのは、片付けでもリフォームでもなくて、各社の話を同じ土俵で比べられる状態にすることです。

査定前のゴール:「この条件なら、この値付けと売り方になる」と、根拠で比較できる状態にする。

そのためのチェックが、次の10個です。

チェックリスト10:査定前にやること(順番どおり)

No. やること 理由 メモ(書けたら強い)
1 期限と優先順位を決める 売り方・値付けがブレにくくなる 引渡し希望:__月__日/高め寄りor早め寄り
2 ローン残債の確認(ある人) 売却の現実ラインが早く見える 残債:__円(可能なら完済額も)
3 権利証(登記識別情報)の所在確認 後から探すと焦りやすい 置き場所:____
4 物件の基本資料を集める 説明が早く、査定の前提が揃う 間取り/購入時の資料/パンフ等
5 マンションなら管理資料を出す 買主の不安に直結する 管理規約・使用細則・修繕積立の資料
6 修繕・リフォーム履歴をメモにする 根拠が増え、説明が短くなる 年:内容(例:2021給湯器交換)
7 気になる点(不具合・近隣)を整理する 後出しが一番こじれやすい 気になる点:__(説明の一言も)
8 残す物・処分する物の方針を決める 内覧・交渉で揉めにくい 残す:__/撤去:__
9 家の強み3つ・弱点1つを言語化 売り方が具体になる 強み:①②③/弱点:__
10 査定で聞く質問を用意する 営業トークに流されにくい 下にテンプレあり

やり方は雑でOKです

  • 資料が全部そろってなくても、まず「探し始めた」だけで後がラクになります
  • 修繕履歴も、完璧な書類より「いつ・何をした」をメモにするだけで十分です
  • 弱点は隠すより、短く説明できる形にすると安心されやすいです

査定額に振り回されない見方(高い=正解ではない)

査定でいちばんややこしいのが、ここです。高い査定額を見ると、つい嬉しくなります。

でも、査定額は「売れる値段」ではなく、その会社が提案する“作戦込みの数字”です。

見方 チェックすること 理由
査定額そのもの 高い/低いより「幅」を見る 現実の落とし所が見える
根拠 近い条件の成約例・差分の説明があるか 数字の信頼度が上がる
販売戦略 最初の価格、見直すタイミング、内覧の作り方 売れ方が変わる
連絡の速度 報告頻度・返信ルール 機会損失が減る

判断がラクになる一言:「高い査定」より、売り出し価格と見直しルールが具体な会社のほうが、結果が安定しやすいです。

査定で聞く質問リスト(短くて効くやつ)

ここは、話を整えるための質問です。長く聞く必要はありません。短いのが効きます。

査定で聞く質問テンプレ(コピペ用)

  • この査定額の根拠は?(近い成約事例と差分を教えてください)
  • 売り出しはいくらから始める想定?(理由も)
  • 反応が弱いときの見直しタイミングは?(いつ・何を基準に)
  • 写真や掲載内容はどう作る?(枚数・撮り直し・説明の方針)
  • 内覧はどう作る?(日時の組み方、鍵の運用)
  • 報告はどの頻度?(週◯回、連絡手段)
  • 売却にかかる費用は?(ざっくりでいいので総額の目安

小さな失敗(ありがち)

査定額だけで決めたら、売り出し後の説明がふわっとしていて、結局こちらが毎日不安になりました。最初に「見直しはいつ?」を聞いておくだけで、気持ちが全然違います。

質問と回答:査定前のよくある不安

質問:片付けや掃除は、査定前に必須ですか?

回答:必須ではありません。もちろん整っていると印象は良いですが、査定前はまず比較できる材料を揃えるほうが優先です。片付けは「できる範囲」で大丈夫です。

質問:修繕履歴がなくても大丈夫?

回答:大丈夫です。完璧な書類がなくても「いつ・どこを・どうした」をメモにするだけで説明がラクになります。分からない所は「不明」と書いておけばOKです。

質問:査定は何社に出すのが現実的?

回答:多すぎると比較が大変なので、まずは2〜3社が現実的です。同じ条件で話を聞ける形にすると、迷いが減ります。

まとめ:今日やること

  • ① 期限と優先順位をメモする(引渡し希望日/高め寄りor早め寄り)
  • ② 書類は「探し始める」(権利証・基本資料・修繕メモ)
  • ③ 査定で聞く質問テンプレを用意する

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