一般媒介で「複数社に出す」って、ぱっと見は強そうに見えます。
入口が増えるし、動いてくれる会社も見つけやすい。
でも怖いのは、情報が混ざった瞬間に、売れにくくなることです。
このページで整理できること
複数社に頼むときの失敗は、だいたいこれです。
対策はシンプル
価格・条件・見せ方の「元ネタ(親)」を一つ作って、各社はそこから出す。
| 混ざったときに起きること | 買う側の気持ち | 売主側の損 |
|---|---|---|
| 価格や条件が微妙に違う | 「どっちが本当?」→不信感 | 内覧前に離脱されやすい |
| 写真や説明がバラバラ | 物件の印象が定まらない | 比較で残りにくい |
| 連絡窓口が分散する | やり取りが面倒に見える | 成約チャンスを逃しやすい |
ここが本質:買う側は「安心して決めたい」んです。情報が揺れると、物件が悪いわけじゃなくても止まります。
| 混ざりやすい所 | ズレの例 | 揃える方法 |
|---|---|---|
| ① 価格(表示価格・値下げ履歴) | 片方だけ先に下がって見える | 値下げ日・価格は一斉に更新 |
| ② 条件(引き渡し時期・残す物) | 「残置物OK/NG」が違う | 条件メモを1枚作って共有 |
| ③ 物件の事実(面積・築年・設備) | 説明文で数字が違う | 元資料(図面・登記等)を基準に統一 |
| ④ 写真(順番・明るさ・枚数) | 暗い写真が先頭で損する | 「使う写真セット」を固定する |
| ⑤ 内覧の段取り(鍵・日程) | 日程調整が二重で面倒 | 窓口を一つにして予約を集約 |
| ⑥ 反響の共有(問い合わせ内容) | どの層が気にしてるか不明 | 週1で反響を一箇所に集める |
複数社でやるなら、「入口は複数、情報は一つ」に寄せるのがいちばんラクです。
| タイプ | 合いやすい | 疲れやすい |
|---|---|---|
| 時間と連絡の余裕 | 連絡や比較を整理できる | 仕事や家庭で手が回らない |
| 売り方の希望 | 提案を比べて選びたい | 窓口を一本にして楽に進めたい |
| 不安の出やすさ | 数字で判断できる | 連絡が増えるほど不安が強くなる |
正直な話:「情報の整理が負担」なら、窓口一本の方が結果的に早いことも多いです。
親メモ(これだけ書けばOK)
そのまま送れる文
一般媒介で複数社に依頼する場合、情報が混ざって売りにくくなるのが不安です。次を揃える形で進められますか。
①掲載情報(価格・条件・面積などの事実)を統一するための“元データ”を決めたいです
②写真と説明文の方向性を合わせたいです(使用する写真セットの共有など)
③内覧予約と反響の共有を、週1でまとめて確認できる形にできますか
④値下げや条件変更があった場合は、同時に更新する運用にできますか
回答:入口が増えるので早くなることもあります。ただ、情報が混ざると逆に止まります。なので「入口は増やす、情報は一つ」にできるかが分かれ目です。
回答:価格・条件・写真の順番が会社ごとに違ってきたら要注意です。あと、問い合わせ内容が共有されず「反応が見えない」状態も危険サインです。
回答:いいです。むしろ「整理が負担」になったら、窓口一本に寄せた方が楽になることがあります。切り替えるなら、掲載停止や引き継ぎの手順を先に揃えるとスムーズです。