マンションを売る時って、「何を見られるのか」が曖昧だと、査定の数字に振り回されます。
同じ部屋なのに、会社によって金額がズレると…正直、不安になりますよね。
でも大丈夫です。見る所はだいたい決まっていて、先に整えられます。
この記事で持ち帰れること(ポイント)
細かい話に入る前に、結論を先に置きます。
| 軸 | 見られるポイント | 今日やること |
|---|---|---|
| 場所(立地・建物) | 駅距離、周辺環境、階数、眺望など「買う理由」になる強み | 強みを3つメモしておく |
| 管理(マンション全体) | 管理費・修繕積立金、修繕計画、滞納、管理状態 | 管理資料の有無を確認する |
| 部屋(室内の状態) | 水回り、傷み、日当たり、におい、清潔感、使い勝手 | 内覧前に「気になる所」を先に整える |
ポイント:迷うのは「情報が足りない」より、見方が揃っていないことが多いです。3つの軸に分けると、話がスッと整理されます。
立地や建物の条件は、売主が頑張っても変えられません。
逆に言うと、ここが強い物件は「買う側の背中を押す材料」が最初からあります。
場所で見られやすい例
ここでやることはシンプルで、強みを「言葉」にしておくだけ。
たとえば「駅徒歩○分」だけじゃなくて、「雨の日でも道が平坦で歩きやすい」みたいに、暮らしの場面まで落とすと伝わりやすいです。
マンションは部屋だけじゃなく、建物全体の状態が価値に入ります。
買う側が怖いのは、ざっくり言うと「あとから修繕でお金が増えること」です。
| 見られる項目 | なぜ見られる? | 確認の目安 |
|---|---|---|
| 管理費・修繕積立金 | 毎月の固定費が家計に直撃する | 金額だけでなく、上がり方も |
| 長期修繕計画 | 将来の大規模修繕の段取りが見える | 計画の有無、直近の修繕予定 |
| 修繕履歴(実績) | 「ちゃんと直してきたか」で安心感が変わる | 外壁、防水、配管などの実施状況 |
| 滞納の状況 | 滞納が多いと、修繕が回らなくなる | 多い/少ないの傾向だけでも |
| 管理状態(共用部) | 現地で一発で印象が決まる | エントランス、掲示板、ゴミ置き場 |
見に行く時のコツ:共用部は「高級かどうか」より、乱れていないかが大事です。掲示物が古いまま、ゴミ置き場が荒れている…このあたりは買う側が敏感です。
売る前に大きく手を入れるかは、物件や相場次第で変わります。
ただ、ほとんどのケースで効きやすいのは、派手なリフォームより印象の整えです。
室内で見られやすい所
ここ、私も一回やらかしたことがあって。
写真を撮る前に「部屋は明るいし大丈夫」と思ってたら、洗面台の水アカがしっかり写ってました。あとで見返して「うわ…」ってなりました。
撮影って、住んでる本人より容赦なく現実を映すんですよね。
小ワザ:写真を撮る前にスマホで「0.5倍(広角)」にして一周撮ってみてください。自分の目より粗が見えます。そこで直せる所だけ直すのが早いです。
査定の話が進んでから「それ、確認が必要です」と止まるのはだいたいここです。
先に集めておくと、やり取りがスムーズになります。
| 種類 | 例 | なぜ必要? |
|---|---|---|
| 権利関係 | 登記識別情報(権利証)、本人確認書類 | 売れる状態かの確認に使う |
| 税金・ローン | 固定資産税の通知、ローン残高が分かるもの | 精算や抵当権の段取りに関わる |
| マンション管理 | 管理規約、使用細則、長期修繕計画、総会資料 | 買う側の安心材料になる |
| 部屋の履歴 | 購入時の資料、リフォームの記録、設備交換の時期 | 説明が具体的になる(不安が減る) |
ひとこと:「全部そろってなくてもOK」です。まずはある物を並べるだけで、次に何が足りないか見えてきます。
比較のコツ:高い査定額より、「なぜその金額なのか」「どの層にどう売るか」を聞いた方が失敗しにくいです。ここが曖昧だと、あとで値下げの話になりやすいです。
回答:迷うなら、先に査定で聞くのが安全です。理由は、費用をかけても価格に乗りにくい工事があるからです。やるなら「水アカ・におい・汚れ」みたいに、印象に直結する所から整えるのが効きやすいです。
回答:売れます。ただ、内覧の印象が価格に影響しやすいので、生活感をゼロにするより「清潔感だけ守る」方が現実的です。キッチンと洗面、玄関だけでも整っていると印象が変わります。
回答:全部やろうとすると疲れます。まずは「玄関・リビング・水回り」の3点だけ。特に玄関は第一印象が決まるので、靴と傘を出しっぱなしにしないだけで変わります。