不動産売却 内覧対応の質|売れやすさが変わるポイント

内覧の対応は「案内するだけ」だと損しやすい。内覧前の準備、当日の案内の流れ、買主の不安を拾う質問、内覧後のフィードバック回収まで、売れやすさが変わる点を整理します。

内覧対応の質:売れやすさが変わる点

内覧って、実は「最後の勝負所」です。

ポータルで気になってもらっても、内覧で「あ、違うかも」になったら終わっちゃう。

このページでは、内覧対応の質で売れやすさが変わるポイントを、前日〜当日〜後日の流れでまとめます。

前日準備 当日の案内 後日の改善

このページで整理できること

  • 内覧の“減点”が出やすいポイント
  • 内覧前に整える優先順位(短時間で効く)
  • 担当者の案内で差が出る所(質問・説明)
  • 内覧後のフィードバック回収と改善

結論:内覧は「減点を減らす」だけで、売れやすさが上がります

内覧で大きく加点を取るのは難しいです。

でも、減点はすぐ出ます。

だから狙うのは、

「気になる」を減らして、「ここなら大丈夫」を増やす

この方向だと、無理なく改善できます。

内覧で減点が出やすい所(だいたいここで落ちます)

減点ポイント 買主の頭の中 すぐできる対策
匂い(生活臭・湿気) 「ここで暮らすの大丈夫かな…」 換気+水回りの掃除+ゴミを出す
暗さ 「なんか重い」 照明を全部つける/カーテンを開ける
散らかり・物量 「狭い」 床に置かない/テーブルを空にする
水回りの汚れ 「手入れ大変そう」 鏡と蛇口を磨く/水垢を落とす
音(外の音・上階の音) 「住んだらストレスかも」 内覧時間帯の調整/説明を用意

小さな失敗あるある:内覧当日に慌てて掃除して、汗だくで疲れて、結局“匂い”が残る。前日夜に換気と水回りだけやっておくと、かなりラクです。

内覧前に整える優先順位(時間がない時はここだけ)

全部完璧にしようとすると続きません。

効く順番だけ押さえると、短時間で整います。

優先1:匂い(換気+水回り+ゴミ)

匂いは一発で減点になりやすいので、最優先です。

優先2:光(照明・カーテン)

明るいだけで「きれいに見える」が起きます。

優先3:床に置かない(物量を減らす)

床面積が見えると広く見えます。とにかく床を空けます。

担当者の案内で差が出る所(ここが“質”)

内覧対応が上手い担当者は、ただ案内しません。

買主の不安を拾って、先に消す動きをします。

差が出るポイント 良い対応 弱い対応
案内の順番 入口→リビング→水回り→寝室→収納 なんとなく回る
説明の量 短く、質問が来たら深掘り 一方的に話し続ける
不安の拾い方 「気になる所ありますか?」を何度か挟む 気になる所を聞かない
弱点の扱い 先に言って、対処や条件を提示 隠す・濁す

担当者にお願いできる一言:「内覧後の『気になった点』を必ず集めて、次の改善に使いたいです」

内覧後が本番:フィードバックを“改善”に変える

内覧は、終わった瞬間に情報が消えます。

だから、内覧後にどれだけ拾えるかで、次の売れ方が変わります。

フィードバック回収の型(担当者側)

  • 良かった点(決め手になりそうな所)
  • 気になった点(減点ポイント)
  • 比較している物件(何と迷っているか)
  • 次に動ける条件(価格・引渡しなど)
内覧後の反応 意味 次の手
「検討します」が多い 減点が残っている 減点を潰す(匂い・光・物量)
価格の話が出る 不安を金額にしている 線引き+条件で調整
比較対象が明確 勝ち筋が見える 弱点を補い、強みを前に出す

質問と回答:内覧で不安な所

質問:内覧のたびに疲れます

回答:疲れますよね…。だから優先順位です。匂い・光・床に置かない、この3つだけでも印象はかなり変わります。完璧を狙わない方が続きます。

質問:家の弱点は隠した方がいい?

回答:隠すほど後で揉めやすいです。弱点は先に言って、対処や条件で整える方が安心して進みます。担当者がその整理をできるかが“質”です。

質問:内覧後の反応が分からないです

回答:担当者に「気になった点を必ず回収してほしい」と頼むのが一番です。週1報告に内覧後の反応を入れてもらうと、改善が回りやすいです。

まとめ:内覧は“減点を減らす”。そして内覧後の改善で勝つ

  • 内覧は加点より「減点を減らす」方が効く
  • 優先は匂い→光→床に置かない
  • 担当者の質は、フィードバック回収と改善で差が出る

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