マンションを売る時、意外と効くのが「管理状態」です。
室内をきれいにしても、共用部が荒れていると、買う側は一気に慎重になります。
逆に言うと、管理が整っている物件は、同じ立地でも条件がまとまりやすいです。
この記事で持ち帰れること(ポイント)
買う側が管理状態を気にするのは、感覚の話じゃなくて現実の話です。
| 軸 | 見られるポイント | 買う側の不安 |
|---|---|---|
| 見た目(共用部) | 清掃、掲示板、ゴミ置き場、設備の傷み | 「住んでからストレスが増えそう」 |
| お金(管理費・積立) | 金額、値上げの流れ、一時金の有無 | 「あとで出費が増えそう」 |
| 将来(修繕計画) | 長期修繕計画、修繕履歴、総会の内容 | 「ちゃんと直していけるの?」 |
ポイント:管理状態が良いと、買う側の“想像コスト”が減ります。想像が減るほど、交渉も落ち着きやすいです。
共用部って、買う側が必ず通る場所です。
だからここが荒れていると、「このマンション、色々大変そう…」になりやすいです。
共用部チェック項目(現地で見られやすい)
ひとこと:「掲示板が更新されてる」だけで、管理が回っている印象になります。逆に貼り紙が古いと、不安が増えます。
買う側は、毎月の固定費が増えるのを嫌います。
特に築年数が進むほど、積立金の上がり方が気になります。
| 項目 | 見られる理由 | 先に確認したい所 |
|---|---|---|
| 管理費 | 毎月の固定費に直撃 | 金額、内訳(分かる範囲で) |
| 修繕積立金 | 将来の値上げ不安につながる | 金額、過去の改定、今後の予定 |
| 一時金・臨時徴収 | 突然の出費は嫌われやすい | 過去にあったか、今後の予定 |
コツ:積立金が高いこと自体より、「計画があって納得できるか」が大事です。計画が見えると、不安が減ります。
築年数が進んでいるほど、ここが効きます。
「どこをいつ直す予定か」「実際に直してきたか」が見えると、買う側は安心しやすいです。
| 資料 | 見たい理由 | 見られやすい所 |
|---|---|---|
| 長期修繕計画 | 将来の見通しが立つ | 次の大規模修繕の時期、費用の見立て |
| 修繕履歴 | 実績があると安心 | 外壁、防水、配管などの実施状況 |
| 総会資料(直近) | 揉めごとや課題が見える | 滞納、修繕の議題、管理会社の変更など |
ひとこと:資料が揃っていると、「このマンションはちゃんとしてる」になりやすいです。売却では地味に強い武器です。
最低ライン(ある分でOK)
全部揃ってなくても大丈夫です。ある分を出して、足りない所を管理会社に確認するだけで前に進みます。
比べ方:「高い査定」より、「管理の安心材料をどう見せるか」が具体的な会社の方が、値下げ前提になりにくいです。
回答:高いだけで即不利とは限りません。計画と履歴が見えると納得されやすいです。逆に、安すぎて計画が薄いと不安が出ることもあります。
回答:手元にない場合でも、管理会社に確認できることがあります。まずは管理費・積立の金額が分かる資料だけでも出すと、話が進みやすいです。
回答:印象としては不利になりやすいです。ただ、致命的かは程度次第です。気になる点を写真で整理して、査定の場で「どれくらい価格に影響するか」を聞くと判断しやすいです。