相続の家は「名義」「共有」「遠方」「残置物」で話が複雑になりやすいので、一括査定は“会社選び”より“進め方の整え方”が大事です。連絡・根拠・現地対応の見方と手順をまとめました。
初めての不動産売却|失敗しにくい一括査定の選び方
初めての売却は「査定額の高い低い」より先に、連絡の受け方・根拠の見方・次の動き方を整えるのが安全です。一括査定で迷いを増やさない判断軸と手順をまとめました。
初めての不動産売却って、いきなり難しい言葉が出てきます。
しかも「一括査定」って便利そうなのに、電話が増えそうで怖い。どこが正しいのか分からない。そんな感じになりやすいです。
ここは発想をひとつだけ変えます。最初に決めるのは“会社”じゃなくて、“進め方”です。
このページで受け取れるもの
| ありがちな失敗 | 起きること | 先にやる対策 |
|---|---|---|
| 査定額だけで判断 | 期待と現実がズレて、後で話がこじれやすい | 根拠(成約事例・前提条件)を揃えて聞く |
| 連絡の受け方を決めない | 電話対応で疲れて、比較どころじゃなくなる | 連絡手段の希望を最初に決める |
| 次の段階を知らない | 訪問査定や媒介の話で、急に判断が重くなる | 「次に何が起きるか」を先に把握しておく |
ポイント:初めては、情報の量に圧倒されがちです。だからこそ聞き方を揃えるだけで、一気にラクになります。
サービス名の比較に入る前に、判断軸を固定しておきます。
| 判断軸 | 見ているのはここ | 確認のしかた |
|---|---|---|
| ① 連絡ストレス | 連絡の量とタイミングが、生活を壊さないか | 「最初はメッセージ中心希望」と明確に伝える |
| ② 根拠の出し方 | 数字の“理由”が説明できるか | 「近い成約事例と、査定の前提条件」を聞く |
| ③ 担当の温度感 | 急かす人か、整理してくれる人か | 質問への返しが具体かどうかを見る |
初めて向けのコツ
先にメモしておくと、あとがラクです
| 項目 | 迷いやすいポイント | 決め方のコツ |
|---|---|---|
| 売却希望時期 | 「いつまでに?」で焦る | まずは目安でOK(例:春まで/急ぎではない) |
| 価格の希望 | 希望が高すぎて話が噛み合わない | 希望より根拠を優先して聞く |
| 連絡方法 | 電話が続いて気力が削られる | 最初に希望を固定して伝える |
一言テンプレ(そのまま使えます)
「初めてなので、まずは根拠が知りたいです。近い成約事例と、査定額の前提条件を教えてください。連絡は最初はメッセージ中心でお願いします。」
申込み後に一番しんどいのが「対応が増えること」です。ここも手順を決めておくとラクです。
| 会社名 | 査定額 | 根拠(事例・前提) | 担当の印象 | 次の提案 |
|---|---|---|---|---|
| A社 | ◯◯万円 | 近隣成約:◯◯/前提:リフォーム無し | 丁寧・急かさない | 訪問査定を提案 |
| B社 | ◯◯万円 | 根拠がふわっとしている | 押しが強い | すぐ媒介の話 |
初めてはここで迷いが減ります
高い数字は魅力ですが、初めては根拠が薄い高値に引っ張られやすいです。近い成約事例と前提条件が揃っているか、担当が「どうしてこの金額か」を整理して話せるかを見た方が安全です。
最初から全部に受ける必要はありません。机上査定で説明が丁寧だった2社だけに絞ってからで十分です。数を増やすほど、比較が散らかります。
断り文の例
今日やること(これだけ)