媒介契約の説明って、だいたい「どれを選ぶか」に寄りがちです。
でも、あとから揉めやすいのは、種類よりも契約書の細かい条項だったりします。
その代表が「違約条項」ですね。
このページで整理できること
違約条項で揉めるときって、金額が大きいから…というより、だいたい条件の理解がズレていたが原因です。
先に確認したい順番
①何をしたら発生する? → ②どこまでが対象? → ③費用はどう計算する?
ポイント:「いくらですか?」より、「どんな行為が対象ですか?」の方が、話が落ち着きやすいです。
違約条項は、簡単に言うと、契約上の約束を破ったときに「どう扱うか」を決める部分です。
ただし、ここは悪者探しの話ではなく、誤解が起きやすい所を先に言語化するためのもの、という見方をすると楽です。
| よくある“ズレ” | 売主側の感覚 | 会社側の感覚 |
|---|---|---|
| 契約中の動き方 | 「状況で動きが変わるのは普通」 | 「契約上はこの行為がNG」 |
| 買主の見つけ方 | 「知人が買うなら問題ないはず」 | 「自己発見の扱いは契約で決まる」 |
| 途中で終えたい | 「合わないなら変えたい」 | 「手順や条件がある」 |
つまり、違約条項は「怖いもの」ではなく、ズレやすい場面を先に潰しておくためのチェック項目だと考えると扱いやすいです。
違約条項は、まとまって書かれていないことも多いです。
なので、次の5つを“点検”するのが安全です。
| チェック項目 | 見落としポイント | 確認のコツ |
|---|---|---|
| ① 発生条件(トリガー) | どんな行為が違約扱いになるか | 「具体例で教えてください」で聞く |
| ② 対象の範囲 | 誰が・どのルートが対象か(家族、知人、紹介など) | 「このケースも対象?」で確認 |
| ③ “自己発見”の扱い | 専任系で特にズレやすい | 契約書の該当箇所を指してもらう |
| ④ 費用の考え方 | 定額なのか、実費なのか、計算式があるのか | 「何が含まれるか」を分解する |
| ⑤ 解約・満了との関係 | 途中終了と満了終了で扱いが変わることがある | 「終了パターン別に」確認する |
コツ:条項が難しく感じるときは、「これって私が何をしたらダメって意味ですか?」に置き換えると理解しやすいです。
違約条項の話がこじれやすいのは、「対象行為」がふわっとしたまま進むからです。
契約書や説明で出てきやすいものを、例として整理するとこんな感じです。
| 話題になりやすい行為 | ズレが出る理由 | 先に揃える一言 |
|---|---|---|
| 知人・親族が買う(自己発見の可能性) | “大丈夫だと思っていた”が起きやすい | 「自己発見の扱いを契約書で確認したいです」 |
| 他社にも相談する/途中で切り替える | 手順を飛ばすと揉めやすい | 「終了手順と、費用条件を文でください」 |
| 広告費・撮影費などの扱い | “いつ誰が負担するか”が分かれやすい | 「発生条件と上限の考え方を確認したいです」 |
ここで大事なのは、疑うことじゃなくて誤解が起きない言い方に整えることです。先に聞いておけば、後で疲れにくいです。
押さえ所:「契約書のどこに書いてあるか」を確認しておくと、話がブレにくいです。
そのまま送れる文
媒介契約の違約条項(費用が発生する条件を含む)について、誤解がないように確認させてください。
①どのような行為が対象になるか(具体例で)
②対象の範囲(家族・知人・紹介なども含むか)
③自己発見(自分で買主を見つけた場合)の扱い
④費用の考え方(定額/実費/上限の有無、何が含まれるか)
可能なら、契約書の該当箇所も合わせて示していただけると助かります。
回答:入っていることは珍しくありません。ただ、重要なのは「ある/ない」より、発生条件が明確かです。曖昧なままだと、後で解釈が割れやすいです。
回答:必ず、とは言い切れません。扱いは契約内容で変わるので、先に「どう書かれているか」を確認するのが安全です。可能性が少しでもあるなら、該当箇所を指してもらうと安心です。
回答:「いくら」より「何をしたら発生するか」が先です。発生条件と、定額か実費か、上限があるか、ここを分けて聞くと整理しやすいです。