売り出したあと、いちばん心が揺れるのが「値下げ、いつする?」問題です。
反応が薄いと、焦って下げたくなる。でも早すぎると損した気持ちが残る。
ここでは、勘ではなく“反応の質”で判断できるように、順番を整えます。
このページで整理できること
目次
先に結論です。値下げの判断は「何週間たったか」より、反応の質で決める方がうまくいきます。
| 見ておく反応 | どういう意味? | 次の打ち手 |
|---|---|---|
| 閲覧はあるが内覧が少ない | 「気になるけど、決め手が弱い」 | 価格だけでなく、見せ方・情報の出し方を修正 |
| 内覧はあるが申込みが出ない | 「現地で何か引っかかっている」 | 引っかかりの特定→条件調整 or 見直し |
| そもそも反応がほぼ無い | 「候補にも入っていない」 | 価格帯のズレを疑う(見直し優先度が高い) |
判断軸は1本でOKです:値下げするかどうかは、「買う一歩手前の反応が出ているか」で決める。出ていないなら、価格以外の修正も含めて見直します。
値下げが難しいのは、気持ちが先に動くからです。よくある間違いを先に置きます。
間違い①:とりあえず下げる
反応が薄い→不安→値下げ、で動くと、下げたのに状況が変わらず、さらに下げたくなります。値下げは“やった感”が出る分、落ち着いて判断しにくいです。
間違い②:逆に、ずっと下げない
「いつか誰かが気づいてくれるはず」と待ち続けると、時間だけ過ぎます。住み替えなど期限がある人ほど、後半で焦って条件を飲みやすくなります。
独り言:値下げって「負け」みたいに感じるんですよね。だからこそ、感情の勝負にしないで、反応の質で淡々と見た方がラクです。
ここが大事です。値下げは最後のカードにして、先に直せる所を見ます。
| 確認すること | 見方 | 直せると何が変わる? |
|---|---|---|
| ①情報の出し方 | 写真・間取り・説明が「生活のイメージ」になっているか | 内覧が増えやすい |
| ②内覧の受け方 | 見せる時間帯・鍵・当日の導線が整っているか | 機会損失が減る |
| ③引っかかりポイント | 内覧後の反応(どこで止まった?)を拾えているか | 申込みに近づく |
ここだけ先に決める
「何週間たったら値下げ?」と決めたくなるのは自然です。けど、それだと物件の状況とズレます。なので、反応パターンで見ます。
パターンA:閲覧はある/内覧が少ない
候補には入っています。ここでいきなり下げるより、まず見せ方と情報を修正する方が効くことがあります。
パターンB:内覧はある/申込みが出ない
現地で何かが引っかかっています。値下げ前に、引っかかりの特定が先です。
パターンC:反応がほぼ無い
この場合は、価格帯のズレを疑う優先度が高いです。候補に入っていないので、見せ方だけ変えても届きにくいです。
判断の目安(ざっくり)
・候補に入っている(閲覧・内覧あり)→ 先に“引っかかり”を直す
・候補に入っていない(反応が少ない)→ 価格帯の見直しを検討
値下げで迷うときは、順番が崩れています。やることを増やさず、型に戻します。
値下げをするなら:ルールを先に決める
小さな失敗(ありがち)
反応が少ないと、毎日数字を見て落ち込みます。そこで勢いで下げたら、ちょうどその直後に内覧希望が入って、「え、もう少し待てばよかったかも…」ってなりやすいです。だから、判断日を先に決めるのが効きます。
回答:極端に気にしなくて大丈夫です。ただ、何度も小刻みに動かすと印象がブレやすいので、判断日とルールを決めて、落ち着いて見直す方が安心です。
回答:ケースによります。工期が入るので、期限がある人ほど慎重に。まずは「引っかかり」がどこにあるかを拾って、掃除・見せ方・説明で改善できるなら、そちらが早いです。
回答:価格だけの問題とは限りません。現地で初めて分かる要素(におい・音・日当たり・動線など)や、条件(引渡し時期)が合っていないこともあります。どこで止まったかを先に特定します。