媒介契約の解約|揉めずに終える手順と注意点(連絡文テンプレ付き)

媒介契約を解約したい時に、確認すべき契約条項・連絡の順番・費用が出やすいポイントを整理。角が立ちにくい伝え方テンプレもまとめました。

媒介契約の解約:やり方と注意|“終わらせ方”で揉めにくくする

媒介契約をやめたい時って、だいたいこういう気分です。

「もう任せたくない」か、「話が進まない」か、「ちょっと合わない」か。

ただ、ここで雑に動くと、最後にだけゴタつきます。

なのでこのページは、揉めにくい終わらせ方を順番で整理します。

このページで整理できること

  • 解約の前に確認したいポイント(ここだけ見ればOK)
  • 揉めやすいパターンと、先回りの対処
  • 最短手順(連絡→書面→引き継ぎ)
  • 不動産会社に送る連絡文テンプレ(コピペ用)

結論:解約は「契約書の手順」+「連絡は文で残す」で安定しやすい

揉める原因は、だいたいこの2つです。

  • 手順が曖昧(いつ・どう伝えれば終わるかがズレる)
  • 口頭だけ(言った/聞いてない、になりやすい)

やることはシンプル

①契約書で「期間・解約の手順・費用条件」を確認 → ②文(メール等)で解約意思を伝える → ③引き継ぎと精算を揃える

まず確認:解約前に見るのはこの3つだけ

確認する場所 見るポイント ここが曖昧だと起きやすいこと
① 契約期間(満了日) いつまで契約が有効か 「まだ期間内です」と止められて空気が悪くなる
② 解約(解除)手順 何日前までに、どの方法で伝えるか 「言ったのに更新扱いになってた」みたいなズレ
③ 費用・負担の条件 広告費などが発生する条件の有無 最後に請求の話が出て揉めやすい

コツ:「期間内か」「連絡方法」「費用条件」だけ先に揃えると、会話が落ち着きます。

揉めやすい3パターン:先に避けるポイント

揉めやすいパターン 起きがちなこと 先にやるとラクな一手
① 口頭だけで「やめたい」と言う 言った/聞いてないになる メールで「解約の意思」と「希望日」を送る
② 次の会社が決まってから急に切り替える 掲載停止や鍵・資料の引き継ぎが遅れる 先に「いつ終えるか」を確定してから次へ
③ 費用条件を見ずに進める 最後に費用の話が出て疲れる 「何の条件で費用が出るか」を文で確認

解約は「感情」より「手順」で進めた方が、結果的にラクです。相手も仕事なので、形が揃うと対応が早くなります。

最短手順:この順で動けば、だいたい整う

  1. Step1:契約書で「満了日」「解約手順」「費用条件」を確認する
  2. Step2:メール等で解約意思を伝え、解約日(または満了で終了)を揃える
  3. Step3:販売活動の停止・掲載の扱い(どこに載っているか)を確認する
  4. Step4:鍵や資料、やり取り履歴など、引き継ぎが必要な物を整理する
  5. Step5:精算(費用が出る条件の有無)を文で残して終える

ここだけは忘れないで

  • 「いつ終えるか」を先に決める(希望日を言う)
  • 連絡は文で残す(あとで確認できる形)
  • 費用条件は“何をしたら発生するか”を明確にする

チェック表:解約時に揃えておくと安心なもの

項目 なぜ必要? 確認の言い方
掲載停止(掲載先の一覧) 情報が残って混乱しやすい 「どこに掲載中か一覧で教えてください」
反響・内見の履歴 次の会社に引き継げる 「反響の内容と内見結果を共有できますか?」
鍵・資料の扱い 受け渡しのトラブル予防 「鍵と資料はいつ、どの方法で返却になりますか?」
費用が出る条件 最後に揉めやすい 「費用が発生する条件があれば文で教えてください」

ポイント:終わり際は“確認の回数”が少し増えます。でもここを丁寧にすると、あとが軽いです。

コピペ用:解約を伝える連絡文(角が立ちにくい形)

そのまま送れる文(満了で終了する場合)

媒介契約について確認です。契約期間満了で終了したいと考えています。
満了日と、終了手続き(何日前までに・どの方法で連絡が必要か)を教えてください。
あわせて、掲載中の媒体一覧と、費用が発生する条件があれば文で共有いただけると助かります。

そのまま送れる文(期間内に終了を相談する場合)

媒介契約について相談です。事情があり、契約を終了したいと考えています。
契約書上の手順(終了可能な時期、連絡方法、必要書類)を教えてください。
また、費用が発生する条件の有無と、掲載停止・鍵や資料の返却の流れも合わせて確認させてください。

質問と回答:ここで引っかかりやすい所

質問:理由は細かく言わないといけない?

回答:細かい説明より、「終了したい」「いつまでに終えたい」を先に揃える方が話が早いことが多いです。必要なら「事情があり」で止めても大丈夫です。

質問:連絡は電話だけでもいい?

回答:電話で伝えるのはOKですが、あとから確認できる形(メール等)も残した方が安全です。言った/聞いてないのズレを避けやすいです。

質問:費用が出るか心配。どう確認すればいい?

回答:安心につながるのは「いくら」より「何をしたら発生するか」です。条件を文で確認して、契約書のどこに書かれているかも合わせて見ておくと落ち着きます。

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