不動産売却の流れ:申込み→引渡しまで|つまずきやすい所と確認リスト

不動産売却の流れを「準備→売り出し→申込み→契約→引渡し」の順で整理。止まりやすいポイント、先に用意する書類、予定が崩れにくい段取りをまとめます。

不動産売却の流れ:申込み→引渡しまで(全体像と止まりやすい所)

不動産売却って、やることが多く見えて不安になりやすいんですよね。

でも実は、流れ自体はシンプルで、止まりやすい所が決まっているだけです。

ここでは「申込み→引渡し」までを一本道でつなげて、予定が崩れにくい順番に整えます。

このページで整理できること

  • 売却の全体像(どこで何が起きるか)
  • 止まりやすい所(先回りのチェック)
  • 引渡しまで逆算できる「段取りの型」

結論:流れは7ステップ、止まるのは3か所

最初に結論です。不動産売却の流れは、だいたい7ステップで進みます。

そして、止まりやすいのは主に3か所です。

  • ①会社選び:査定の比較が終わらない
  • ②価格と条件:迷いが長引いて売り出しが遅れる
  • ③契約後:書類・ローン・引っ越しが同時に来てズレる

この3か所だけ先回りできると、あとは淡々と進めやすいです。

全体の流れ(7ステップ)を一気に確認

ステップ 何をする? ここで決めること 止まりやすい理由
1. 準備 相場感を掴む/情報整理 期限・優先順位(高め寄り/早め寄り) ゴールが曖昧で迷いが増える
2. 査定 複数社に査定依頼 同じ条件で出す(比較できる形) 前提がバラバラで比較不能になる
3. 依頼(媒介契約) 不動産会社を決める 売り方(仲介/買取の方向性) 「もう少し探す」で決め切れない
4. 売り出し 価格決め→広告→内覧 内覧の受け方(日時・鍵・片付け) 内覧対応がブレて機会が減る
5. 申込み 買主の申込みが入る 譲れない条件を1つに絞る 条件交渉が長引く
6. 売買契約 重要事項説明→契約 契約日・手付金・引渡し予定 書類不足で日程がズレる
7. 契約後〜引渡し ローン・決済・引っ越し 引渡し日を軸に逆算 手続きが重なって後手になりやすい

覚え方(超シンプル)

決める → 出す → 選ぶ → 見せる → 交渉 → 契約 → 引渡し」の順です。

止まりやすい3か所:ここだけ先に整える

① 会社選びが終わらない

  • 査定額の高低だけで揺れやすい
  • 説明が上手い=安心、に見えてしまう

先に決めるコツ:「高い査定」ではなく、売り出し方(根拠)と連絡の早さを判断軸に入れる。

② 価格と条件で止まる

  • 「もう少し上で出したい」と「早めに決めたい」が喧嘩する
  • 値下げの判断がその場しのぎになりやすい

先に決めるコツ:値下げを考える日を最初に決めておく(反応を見て判断できる)。

③ 契約後にバタついてズレる

  • ローン・決済・引っ越しが同時に来る
  • 書類の取り寄せで日程が動く

先に決めるコツ:引渡し希望日を置いて、そこから逆算する(後半ほどズレが痛い)。

先に集める書類:契約前に慌てないリスト

書類は「必要になってから」だと焦ります。先に目安だけ置きます。

区分 よく出番があるもの 注意
本人・住所 本人確認書類/印鑑(実印・認印) 実印が必要になる場面がある
権利関係 登記情報(権利証・登記識別情報) 見当たらない場合は早めに相談
物件関連 購入時の契約書・重要事項説明書(あれば) 無くても進むが説明がラクになる
マンション系 管理規約・使用細則・管理費等の資料 内覧や説明で聞かれやすい
ローン 残債が分かる書類(返済予定表など) 残債ありは段取りが変わる

一言:「全部そろってから動く」じゃなくて、探し始めるだけでも後半の焦りがかなり減ります。

逆算の型:引渡し日から予定を組む

予定が組めると、迷いが減ります。引渡し日をゴールにして逆算します。

逆算テンプレ(そのままメモでOK)

・引渡し希望日:__年__月__日

・契約したい目安:引渡しの__週間前

・申込みを集めたい期間:__週間(売り出し開始〜)

・売り出し開始:__年__月__日

・会社決定(媒介契約):売り出し開始の__日前

・査定依頼:会社決定の__日前

小さな失敗(ありがち)

「売れたら引っ越し考えよう」と後回しにしていたら、契約後に一気に話が進んで、引っ越し業者の予約が取りにくくて焦りました。引渡し日を先に置くだけで、こういうドタバタが減ります。

質問と回答:よく迷う所だけ

質問:申込みが入ったら、もう売れたと思っていい?

回答:まだ「決まった」とは言い切れません。申込み後は条件調整が入ることが多いので、譲れない条件を1つに絞っておくと話が早いです。

質問:契約のあと、売主がやることって多い?

回答:増えやすいです。ローンの手続きや引っ越し、各種の準備が重なるので、書類を探し始めるだけでも負担が減ります。

質問:内覧が不安。何を準備すると楽?

回答:完璧に片付けるより、内覧できる時間帯と流れを決めておく方が効きます。鍵の受け渡し、当日の動線、見せたいポイントを3つだけ用意すると安心です。

まとめ:今日やること

  • ① 引渡し希望日(ゴールの日付)を置く
  • ② 査定は同じ条件で2〜3社に出す(比較できる形にする)
  • ③ 書類は「探し始める」だけでも先に進む

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