「春が売り時」「秋が動く」って、よく聞きますよね。
でも実際は、季節だけを信じると、自分の予定とズレて損になりやすいです。
売り時は“暦”より、あなた側の条件で決まります。ここを整理して、迷いを減らします。
このページで整理できること
目次
最初に結論です。売り時は、春か秋かではなく、あなたの条件で決まります。
| 判断軸 | 見ておくと迷いが減る理由 | 例 |
|---|---|---|
| ①期限(いつまでに引渡し?) | ここが決まると逆算できる | 住み替え・転勤・相続の整理 |
| ②優先順位(高め寄り/早め寄り) | 価格と期間の綱引きが止まる | 高め寄り→時間を取りやすい、早め寄り→手段を変える |
| ③物件の状態(直す/直さない) | 売り出し準備の時間が読める | リフォームするなら工期が入る |
| ④市場の動き(反応の出方) | “売り出してから”調整できる | 内覧が入るか、申込みが入るか |
一言:季節は「追い風」にはなります。でも、あなたの期限や優先順位が合っていないと、追い風どころか予定が崩れます。
春や秋が動きやすいと言われるのは、理由があります。
ただ、ここで落とし穴があります。
落とし穴:季節待ちで、期限が苦しくなる
「春に出せばいいか」と思って待ったら、住み替えの期限が近づいて、最後に焦って条件を飲みやすくなります。季節待ちは、焦りの種になりやすいんです。
ここが本題です。売り時を決めるときの判断軸を、もう少し具体にします。
売却は「売れた日」ではなく、引渡し日がゴールです。期限があるなら、まず日付を置いた方が予定が崩れにくいです。
高め寄りなら、反応を見ながら調整する時間が必要です。早め寄りなら、売り方を変える(買取も視野)など、手段が変わります。
ここで時間が伸びます。直すなら工期が入る。直さないなら、見せ方(掃除・片付け・内覧導線)でカバーします。
市場は読みにくいです。なので、最初から当てに行かず、売り出して反応で判断する方が現実的です。
独り言:「売り時って、当てに行くほど当たらないな…」ってなりがちです。だから、当てるより、ズレても調整できる形にしておくのが強いです。
やることを増やさず、順番だけ整えます。
逆算テンプレ(季節に振り回されない)
・引渡し希望日:__年__月__日
・契約目安:引渡しの__週間前
・売り出し開始:契約の__週間前
・会社決定:売り出し開始の__日前
・査定依頼:会社決定の__日前
| 状況 | 季節を待つリスク | 動き出しの目安 |
|---|---|---|
| 住み替え・転勤で期限がある | 後半の調整が効かなくなる | 期限から逆算して今すぐ枠を作る |
| 相続で整理を進めたい | 先送りで管理負担が増えやすい | まず査定で現実ラインを把握 |
| ローン残債がある | 引渡しと手続きが噛み合わないとズレる | 残債の確認→段取りを早めに |
| 築年数が古い/条件が難しい | 反応を見て調整する時間が必要 | 早めに売り出して反応で判断 |
小さな失敗(ありがち)
「春まで待てば内覧が増えるはず」と思って動かなかったら、結局、春に入ってから準備が間に合わず、売り出しが遅れました。季節を待つより、準備の段取りを先に作った方がラクです。
回答:不利と決めつけなくて大丈夫です。季節は追い風になりやすいだけで、価格と見せ方で反応は作れます。
回答:動きは弱まりやすいですが、ゼロではありません。逆に「本気の人」だけ残る時期でもあるので、期限があるなら待たない方が安心です。
回答:逃したかどうかより、今の条件(期限・優先順位・状態)を整理して、調整できる形にします。売り時は“当てる”より“整える”が強いです。