「このままだと売れません。下げましょう。」
こう言われると、焦りますよね。しかも強めに言われるほど、頭が真っ白になりがちです。
でも、ここで勢いで下げると、あとで「もっとやれたかも…」が残ります。
このページは、値下げ圧に飲まれずに判断を取り戻す順番だけに絞って整理します。
このページで整理できること
値下げが必要な時もあります。
でも、必要かどうかは“気分”じゃなくて市場の反応で決まります。
| 判断の順番 | やること | これが分かる |
|---|---|---|
| ① 数字を出す | 反響・内覧・見送り理由・競合を確認 | 値下げ以前の問題か、価格帯の問題か |
| ② 改善を先にやる | 写真・掲載文・内覧枠・見せ方を変える | 価格以外で反応が上がる余地があるか |
| ③ 期限つきで調整 | 下げ幅・期限・最低ラインを決める | 下げても後悔しにくい形になる |
ポイント:「下げる/下げない」ではなく、“いつ・いくら・どこまで”を決めると、圧に飲まれにくくなります。
値下げ圧が強い時ほど、まずこれを出してもらうのが先です。
| 欲しい数字 | 目的 | ここが曖昧だと |
|---|---|---|
| 反響(問い合わせ)件数 | そもそも見られて動いたか | 露出不足か価格帯か分からない |
| 内覧数(成立数) | 見せられているか | 日程・条件の壁が隠れる |
| 見送り理由の内訳 | 何が刺さらないか | 価格だけのせいにされやすい |
| 競合一覧と成約事例 | 価格の根拠を作る | 「相場です」が口癖になる |
合格ライン:「直近2週間(または1か月)の数字」を出してもらえればOKです。完璧な資料じゃなくていいです。
反響や内覧は、価格だけで決まりません。
まず反応が変わりやすいのは、この3つです。
やり方:2週間だけ改善して、数字が動くかを見る。動くなら値下げは急がなくていい、となります。
値下げで揉めるのは、だいたいここが決まってない時です。
| 決めること | なぜ必要? | 例 |
|---|---|---|
| 下げ幅 | 場当たりになるのを防ぐ | まずは小さく(段階的) |
| 期限 | 検証せずに下げ続けるのを防ぐ | 2週間単位で見直す |
| 最低ライン | “ここより下は売らない”を作る | 手取り・住み替え資金から逆算 |
コツ:最低ラインは、相場じゃなくてあなたの事情(手取り・期限)で決めてOKです。ここがあると、圧に強くなります。
返しテンプレ
値下げ判断はしたいのですが、判断材料を揃えてから決めたいです。
直近2週間(または1か月)の反響数、内覧数、見送り理由、競合の状況(成約事例があれば価格帯)を共有いただけますか。
あわせて、価格以外で改善できる点(写真・掲載文・内覧枠)も先に試した上で、下げ幅と期限を決めたいです。
強い理由:値下げを拒否していないので角が立ちにくく、でも根拠なしの値下げを止められます。
一番の狙い:「下げるかどうか」じゃなく、下げても後悔しにくい形にすることです。
回答:早い時もあります。ただ、根拠が薄いまま下げると「本当に必要だった?」が残ります。数字を出してもらって、2週間だけ改善してから決めると納得しやすいです。
回答:切り分けができないので不安が残りやすいです。期限を決めても変わらないなら、担当変更や契約の見直しを検討した方が安全です。
回答:手取りで必要な金額(ローン完済、住み替え資金、引っ越し費用など)から逆算するのが分かりやすいです。相場に合わせすぎなくてOKです。