売却の時に、意外と効くのが「修繕履歴」です。
これ、豪華なリフォームじゃなくても大丈夫で、“ちゃんと手を入れてきた”が伝わるだけで、買う側の不安が減ります。
不安が減ると何が起きるかというと、値下げ交渉が落ち着きやすい。ここが大きいです。
この記事で持ち帰れること(ポイント)
買う側が怖いのは、見えない所にお金が掛かることです。
だから、修繕履歴は「見栄え」より不安が減る内容ほど強みになります。
| 修繕のタイプ | 強みになりやすさ | 理由(買う側の不安) |
|---|---|---|
| 雨漏り・防水・屋根 | 強い | 原因が読めないと一気に守りの判断になる |
| 外壁・塗装・ひび補修 | 強い | 放置が怖い(劣化の連鎖を想像される) |
| 給湯器・水回り設備交換 | 強い | 突然壊れる=出費が読めない |
| 配管・排水まわり | 強い | 詰まり・漏水の想像が強い |
| 内装(壁紙など) | 中 | 印象は良くなるが、根本不安は残りやすい |
ポイント:修繕履歴が強みになるのは、「この家は放置してない」が伝わった時です。買う側の頭の中の“最悪ケース”が消えます。
同じ修繕でも、強みに変わりやすい状況があります。
強みになりやすいケース
逆に、新築に近い物件だと履歴の価値は薄くなりやすいです。
強いのは、築年数があるのに「安心して住めそう」と思わせられる時です。
修繕していても、もったいない状態があります。
もったいない例
買う側が欲しいのは「安心材料」なので、整った形で出すほど強くなります。
難しいことは要りません。
買う側と不動産会社が見て分かる形にするだけで、効きます。
| 項目 | 書き方(例) | 添えるもの |
|---|---|---|
| 時期 | 2022年6月 | 領収書・保証書の写真 |
| 場所 | 屋根/ベランダ防水/給湯器 | 工事名が分かる書類 |
| 理由(症状) | 雨染みが出た/劣化が気になった | 可能なら施工前後の写真 |
| 内容 | 防水再施工/交換/補修 | 型番・メーカーなど |
コツ:「いくら掛かった」より、「何を、いつ、なぜ直したか」です。これが揃うと、不安が減ります。
修繕履歴って、見せ方を間違えると「問題が多い家なの?」と思われることがあります。
なので、出し方のコツはこれです。
安心材料として伝わる言い方
この言い方だと、「トラブルが多い」ではなく「管理が行き届いている」に寄ります。
比べ方:査定額が高いかより、「修繕履歴をどう武器にするか」が具体的な所の方が、交渉が落ち着きやすいです。
回答:あります。全部揃ってなくても、分かる範囲で時期と内容が説明できれば安心材料になります。写真や保証書が代わりになることもあります。
回答:出し方次第です。「放置せず対応した」「記録がある」形にすると、管理が行き届いている印象になります。逆に、説明が曖昧だと不安になりやすいです。
回答:印象は良くなります。ただ、売却で強いのは雨漏り・防水・設備交換など、見えない不安を減らす内容です。内装はそれを補強する位置づけが合います。