不動産売却の広告費は誰が払う?|揉めやすいポイントと確認手順

不動産売却の広告費は基本的に仲介会社側の負担が多い一方、特別な広告や追加対応で「別途費用」が出ることも。揉めやすいパターンと、契約前に確認しておく質問を整理します。

広告費って誰が払う?揉めやすい所

不動産を売るとき、「広告費って別で請求されるの?」って地味に怖いですよね。

あとから「これはオプションです」と言われると、気持ちが一気に冷えます。

このページでは、広告費で揉めやすいポイントを先に整理して、契約前に確認する順番をまとめます。

このページで整理できること

  • 広告費の基本(誰が負担する形が多い?)
  • 「別途費用」が出やすいパターン
  • 揉めないための確認質問(そのまま使える)

結論:基本は仲介会社側の負担。ただし「特別対応」は別途になりやすい

一般的には、ポータル掲載や通常の広告活動は、仲介会社の営業活動の一部として行われることが多いです。

なので、売主が広告費を別で払う前提ではないことが多いです。

ただし、ここで揉めやすいのが「通常の範囲を超える特別対応」です。

区分 費用の出やすさ
通常の広告活動 ポータル掲載/写真撮影(基本)/問い合わせ対応 別途になりにくい
特別対応(追加) プロ撮影/動画制作/紙媒体広告/広域の大きな露出 別途になりやすい
売主都合の追加作業 遠方案内の交通費/鍵手配の特殊対応/立会いが多い 条件次第

先に押さえる:揉めるのは「広告費そのもの」より、“どこまでが通常か”の認識のズレです。

別途費用が出やすい5つのパターン

ここを知らないまま進むと、「え、それ有料なの?」が起きやすいです。

パターン 何が起きる? 事前に確認するポイント
プロ撮影・動画 撮影費・編集費が発生 標準の写真撮影は含まれる?追加は?
紙媒体・折込広告 掲載料がかかる 紙媒体を使う目的と費用対効果
ホームステージング 家具レンタル等の費用 やる場合の費用と期間
遠方・特殊な案内 交通費や手配費が話題に 立会い・鍵の扱いをどうするか
売主の都合で作業が増える 訪問回数が増え、追加対応が発生 内見可能な時間帯と連絡ルール

小さな失敗あるある:「プロ撮影やりましょう!」と勢いで進めたら、あとで見積りが出てきてびっくり。やるのはいいんですが、先に“いくらで、何をやるか”を固めておくと安心です。

揉めない確認手順(ここだけ聞けばOK)

広告費で揉めないためには、契約前にこの順番で確認するのが安全です。

  1. Step1:標準でやる広告活動は何か(無料範囲の明確化)
  2. Step2:追加費用が出るのはどの作業か(有料範囲の明確化)
  3. Step3:やる場合は事前見積り&事前同意が条件か(勝手に進まない仕組み)
確認質問(そのまま使える) 狙い
「通常の広告活動で、売主負担になるものはありますか?」 例外を先に潰す
「追加費用が発生する可能性がある作業を、一覧で教えてください」 漏れを防ぐ
「有料の施策は、必ず事前見積りと事前同意を挟みますか?」 勝手に進むのを防ぐ

ひとこと:「やるかどうか」は後で決めてもいいので、先に“お金が動く境界線”だけ決めると安心です。

広告費より大事:結局、反応を増やすのは「中身」です

正直、広告費をかけたから売れる、ではありません。

効きやすいのは、次のような“地味だけど効く”所です。

効きやすいこと 理由 お願いの仕方
写真の質を上げる(明るさ・角度) 問い合わせが増えやすい 「写真の改善を優先してほしいです」
掲載文で弱点の扱いを整える 内見後の減点が減る 「不安になりにくい書き方にしたいです」
内見後の反応を改善に使う 売れない理由が見える 「反応を次の手に繋げたいです」

独り言:「有料の広告」って分かりやすい強化策なんですけど、まずは無料範囲の質を上げた方が効くこと、けっこう多いです。

質問と回答:広告費で不安になりやすい所

質問:広告費を請求されることってありますか?

回答:通常の広告活動は別途になりにくいことが多いです。ただしプロ撮影や紙媒体など、特別対応は別途になりやすいので、契約前に「有料になる作業一覧」と「事前同意」を確認すると安心です。

質問:有料広告をやる価値はありますか?

回答:競合が多くて写真で埋もれる場合など、効くこともあります。ただし“広告を足す”前に、写真・掲載文・内見対応などの基本を整えた方が結果が安定しやすいです。

質問:勝手に有料施策を進められたらどうする?

回答:事前見積りと事前同意をルール化しておくのが一番です。契約前に「有料は必ず同意を挟む」と確認し、できればメール等で残すと安心です。

まとめ:広告費は“境界線”を先に決めれば揉めにくい

  • 通常の広告活動は別途になりにくいことが多い
  • プロ撮影・動画・紙媒体など特別対応は別途になりやすい
  • 契約前に「無料範囲」「有料範囲」「事前見積り・同意」を確認する

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