内覧が入らない原因の切り分け|不動産売却で「どこで止まってるか」を見える化

内覧ゼロは「価格が高い」だけが原因じゃありません。そもそも露出が弱い/問い合わせが少ない/日程が組めない/見せ方が刺さってない、など止まり方が違います。反響→案内打診→内覧の途中データで切り分ける手順をまとめます。

内覧が入らない:原因の切り分け(不動産売却)

内覧が入らないと、焦りますよね。

でも、ここでいきなり「値下げ」だけに寄せると、あとでモヤモヤが残りやすいです。

先にやるべきことはひとつ。どこで止まっているかを分けることです。

このページで整理できること

  • 内覧ゼロの原因を「4つの止まり方」で切り分ける
  • 担当者に確認すべき数字(これが出ると話が早い)
  • 値下げ前にやれる改善(写真・掲載文・見せ方・日程)

結論:内覧が入らない理由は「止まり方」でほぼ分かる

内覧が入らない=価格が高い、とは限りません。

止まり方はだいたい4つです。

止まり方 起きていること 最初に打つ手
① 露出が弱い 見られていない(閲覧が少ない) 掲載の質と導線(写真・コメント・媒体)を整える
② 問い合わせが少ない 見られても問い合わせに繋がらない 価格帯と見せ方(魅力の出し方)を修正
③ 日程が組めない 問い合わせはあるが内覧枠が取れない 内覧枠の作り方とレスポンス速度を改善
④ 内覧希望が止まる 案内打診があるのに成立しない 条件のボトルネック(鍵・ペット・時間帯・現地対応)を外す

ポイント:「内覧が入らない」を一つの原因にまとめないこと。どこで止まっているかが分かれば、対策も決まります。

まず確認したい数字:これが出ると一気に切り分けできます

感覚の会話は、ずっと不安が残ります。

ここは数字にすると早いです。

確認したい数字 分かること 目安の見方
掲載ページの閲覧数(PV) そもそも見られているか 少ないなら露出・写真・媒体が先
問い合わせ件数(反響) 見た人が動いたか PVに対して弱いなら掲載文と価格帯を疑う
案内打診の件数(他社含む) 内覧に進みそうな数 反響はあるのに打診が少ないなら情報が止まっている可能性
内覧成立数/不成立理由 日程・条件の壁 「日程が合わない」が多いなら枠の作り方を変える

これだけお願いすればOK:「直近2週間(または1か月)のPV、反響、案内打診、内覧成立数、見送り理由」をください。

内覧が入らない“よくある原因”と、手当ての方向

原因1:写真が弱い(暗い・少ない・順番が悪い)

まず反応が変わりやすい所です。明るい時間帯、広角、生活感の整理、写真の並び(玄関→LDK→水回り→収納→外観)だけで問い合わせが増えることがあります。

原因2:掲載文が「条件の羅列」になっている

買う人が知りたいのは、生活の絵です。例えば「駅徒歩○分」より「雨の日の帰宅が楽」「ベビーカーでも玄関が広い」みたいに、使い方が浮かぶ言葉があると反応が上がりやすいです。

原因3:価格帯の置き方がズレている

高いか安いかは相場だけじゃなく、競合との比較で決まります。同条件の競合物件と並べて「負けてる理由」が説明できないなら、価格調整より前に情報の整理が必要です。

原因4:内覧枠が少ない/返答が遅い

意外とこれが多いです。平日夜や土日の枠が少ない、返答が翌日になる、鍵の手配が面倒、など。買う側はテンポで決めることが多いので、ここを整えると内覧が増えやすいです。

値下げより先にやる:反応が変わりやすい改善3つ

  1. 写真を撮り直す(明るさ・枚数・順番):最短で反応が変わりやすい
  2. 掲載文を「生活の絵」に寄せる:誰に刺す物件かをはっきりさせる
  3. 内覧枠を増やす&返答を速くする:問い合わせを内覧に変える

小さなコツ:改善は一気に全部やらなくてOKです。まず2週間だけ、写真と内覧枠を変えて、数字がどう動くかを見るのが分かりやすいです。

担当者に送る:確認メッセージ(そのまま使えます)

連絡文テンプレ

お世話になっております。内覧が入らない原因を切り分けて判断したいので、直近2週間(または1か月)の状況を数字で共有いただけますか。

・掲載ページの閲覧数(媒体別でも分かれば)
・反響(問い合わせ)件数
・案内打診の件数(他社からの打診含む)
・内覧成立数と、不成立の理由(例:日程/条件/鍵手配など)
・見送り理由の内訳(価格/条件/立地/築年数など)

あわせて、次の2週間で改善できる点(写真・掲載文・内覧枠)も提案ください。

今日やること:内覧ゼロを動かすStep1〜3

  1. Step1:「PV→反響→案内打診→内覧成立」を数字で出してもらう
  2. Step2:写真と内覧枠を先に改善して、2週間だけ反応を見る
  3. Step3:それでも弱いなら、競合比較で価格帯を再設計する(根拠つきで)

安心の置き方:値下げは最後で大丈夫です。先に「見られる」「問い合わせが増える」「日程が組める」を整えると、判断が落ち着きます。

質問と回答

質問:内覧が入らない=値下げしかない?

回答:そうとは限りません。写真・掲載文・内覧枠・返答速度で動くことが多いです。先に数字で止まり方を分けてから、必要なら価格を触るほうが納得しやすいです。

質問:問い合わせがあるのに内覧にならない時は?

回答:日程・鍵・条件(ペット、在宅対応など)が壁になりやすいです。「不成立理由」を回収して、内覧枠の作り方を変えると動くことがあります。

質問:数字を出してくれない時はどうする?

回答:切り分けができないので不安が残りやすいです。期限を決めて改善が見えないなら、担当変更や契約の見直しを検討した方が安心です。

まとめ:内覧ゼロは「止まり方」を分けると動かしやすい

  • 内覧が入らない理由は「露出・反響・日程・条件」で分けられる
  • まずはPV、反響、案内打診、内覧成立数を出してもらう
  • 値下げの前に、写真・掲載文・内覧枠の改善で反応を見る

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