近所のことって、売る時に一番モヤモヤしやすいです。
「言うと売れにくくなるかも…」って思う一方で、あとから揉めるのも怖い。
ここは、“告知が絡みやすい境界線”を先に決めると、気持ちが落ち着きます。
このページで整理できること
近隣の話は、白黒がつきにくいです。
なので、まず判断を2本の軸にします。
| 軸 | 見方 | 告知が絡みやすい方向 |
|---|---|---|
| 生活への影響 | 眠れない/在宅がつらい/安全が不安 など | 影響がはっきりしている |
| 継続性 | 一回限りか/繰り返しか/今も続くか | 繰り返している・続いている |
感覚で言うと:「ちょっと気になる」レベルは言い方の工夫で済むこともあります。“生活が崩れた”レベルは、後出ししない方が安全です。
| ケース | 告知が絡みやすい理由 | 先に揃えるもの |
|---|---|---|
| 継続的な騒音・悪臭(深夜・早朝など) | 生活への影響が大きい | いつ頃・頻度・具体的状況 |
| 迷惑行為・嫌がらせ(張り紙、怒鳴り声、威圧など) | 安全・心理面に影響 | 出来事の時系列メモ |
| 管理会社・自治会・警察などへ相談した経緯がある | “トラブルとして扱われた”記録が残りやすい | 相談した日、内容、結果 |
| 境界や通行、駐車、ゴミ出しなどで揉めた(継続) | 再発しやすい・生活導線に直撃 | 争点(何で揉めたか)と現状 |
| マンションの規約違反が常態化(注意が繰り返し) | 他住戸にも影響 | 管理会社の対応状況 |
ここが大事:「相手が悪い」より、起きた事実と今どうなっているかが重要です。感情の説明を増やすほど揉めやすくなるので、淡々と整えます。
| よくある話 | 整え方 | 言い方のコツ |
|---|---|---|
| たまに生活音が気になる | 「時期・時間帯」の情報に落とす | 主観より“場面”で説明 |
| ゴミ出しのマナーで一度注意があった | 単発か、継続かを分ける | 「現在は解消」の形で |
| ペット・タバコなどの好み問題 | 規約・ルールと現状を確認 | ルール面の事実に寄せる |
コツ:不安を煽る言葉より、「いつ・どのくらい・今はどうか」で話を終わらせると、余計な誤解が減ります。
告知が必要か迷う時ほど、先にメモを作ると強いです。
書き方はこれで十分です。
| 書く項目 | 例 |
|---|---|
| 出来事(事実) | 深夜に大音量の音楽が続いた |
| 時期 | 2024年〜2025年の春ごろ |
| 頻度 | 週1〜2回程度 |
| 対応 | 管理会社へ相談、注意が入った |
| 現状 | 現在は落ち着いている/続いている |
やらないこと:「相手の性格」や「決めつけ」は書かない。あとで争点になりやすいです。
共有テンプレ
近隣に関して、念のため共有です。告知の要否や書き方を一緒に整理したいです。
【出来事】(例:深夜の騒音があった 等)
【時期】(いつ頃からいつ頃)
【頻度】(例:週◯回程度/一時的)
【対応】(例:管理会社へ相談/注意が入った/相談していない)
【現状】(例:今は落ち着いている/継続している)
この内容を、告知書や重要事項のどこにどう反映するのが安全か、方針を教えてください。
買主へ出す言葉は、「安心させる言葉」より事実+現状のほうが強いです。
例文(以前に騒音があったが、今は落ち着いている)
以前、深夜帯に音が気になる時期がありました。
管理会社へ相談し、注意が入った経緯があります。
その後は大きく気になる状況は確認していません。把握している範囲の事実は以上です。
例文(現在も続いている可能性がある)
現在も、時間帯によって音が気になることがあります。
状況としては(例:週◯回程度/特定の曜日)です。
把握している範囲の事実は以上です。
ポイント:「大丈夫です」「気にしなくていいです」みたいな言葉は避けて、事実の説明で終わらせるほうが揉めにくいです。
コツ:口頭で共有したつもり、が一番ズレます。書面に乗っているかだけ、最後に一回見ると安心です。
注意:告知の要否はケースで変わります。迷いが強い内容ほど、早めに担当者と方針を固めるのが安全です。
回答:「生活への影響」と「継続性」で見ます。単発で軽い話は、事実を短く整理して終わらせれば十分なこともあります。逆に、継続していたり、相談履歴があるなら先に共有して方針を固めた方が安全です。
回答:気持ちは分かります。でも一番怖いのは後からズレて揉めることです。伝えるなら「事実+現状」で短く整えると、過剰に不安を増やさずに済みます。
回答:内容と影響の大きさで扱いが変わります。だからこそ、相談した経緯があるなら“先に担当者へ共有”が安全です。書き方まで一緒に整えると、言葉のズレが減ります。